以前、札幌で本格的に農業を学べる学校をご紹介しました。
今回はその続編、かつ授業の一環である販売実習の様子をお送りします♪
「販売実習」
札幌市の市民講座「さっぽろ農学校」の授業の一環で、販売を経験する実習です。
企画から販売までの全てを生徒が主体となって行います。
販売商品の選定・価格設定・店舗レイアウト・人員配置・宣伝 など、たくさんの作業があり、話し合って決めていきます。
それぞれの価値観や意見の違いなど、いろいろな事がありますが、チームとして1つの企画を作り上げるのが醍醐味です。
その様子は、まさに学校祭・・・。本当、青春です笑。
多くの野菜は販売直前に収穫するので、直前の数日間に作業が密集します。
販売日には正直もうクタクタですが、最後の力を振り絞って頑張っていますので、ぜひ新鮮な野菜を買いに来て下さい!
「さっぽろ農学校大収穫祭2018」
その販売実習が行われる舞台が東区のさとらんど。
2018年9月1日土曜日に開催される『さっぽろ農学校大収穫祭2018』に向けて、販売する野菜づくりが大詰めを迎えています。
なんとその日には、19号と20号の2つの台風が接近中、北海道で合流しそうな勢いです!
ビニールハウスが吹き飛ばなければ良いのですが・・・、
はたして大収穫祭に並ぶ野菜が無事で済むのか心配です。
※「Yahoo!天気」アプリより
「とうもろこしの被害が心配」
台風直撃の可能性があるにあたって、心配の種の一つがとうもろこしです。
とうもろこしは完全に囲っておかないと、鳥やキツネやタヌキ、最近ではなんとアライグマまで登場して食い荒らしていきます。
彼らは、一番美味しく実ったところを持って行くのです(憎らしい!)。
鳥獣対策はバッチリですが、台風の影響はいかほどになるのか。
まるまると太ったとうもろこしが収穫できるよう祈りましょう。。。
「10日前 玉ねぎの調整作業」
野菜はお店に並ぶまでに、たくさんの手間がかかります。
今日は玉ねぎ、土から掘り出した後、しばらく天日で乾かして、上のネギ部分と根っこを切り取って、また乾燥させて、やっと商品になります。
「収穫を待つ野菜たち」
いろいろな野菜が販売直前に大急ぎで収穫されて店頭に並びます。
採れたての方が美味しいし、見栄えが良い、まさに格別です。
そんなこんなで今年の販売実習の収穫祭の準備は着々と進んでいます。
天気だけはどうすることもできないので・・・万事尽くして天命を待つ!!
の境地でいきたいと思います。
繰り返しになりますが、当日は美味しい作物たちが、さとらんどに並ぶはず。
お近くの方もそうでない方も、ぜひ私たちの育てた作物を味わいに来てください!!!
「さっぽろ農学校大収穫祭2018」チラシ
http://www.city.sapporo.jp/keizai/nogyo/center/nougaku/documents/h30syukakusai.pdf
「市民農業講座「さっぽろ農学校」」
http://www.city.sapporo.jp/keizai/nogyo/center/nougaku/index.html#hanbai