~トマトの播種(はしゅ)の様子を取材してきました~
4/12(火)いきいきファームでトマトの播種が行われると伺いて、取材に行ってきました。
播種(はしゅ)とは、種まきのことなのでそうです。知りませんでした)
4月の札幌市屯田はまだ肌寒く、冷たい風が吹いていましたが、作業は農園内にあるハウスの中で行われ、外気とはうって変わってぽかぽかと暖かく、いつまでもここに居たいくらいでした。
トマトの播種手順はこうです。
まず、セルトレイに土を均等に詰め、写真の透明なプラスチック板を使ってくぼませます。
このくぼみに、トマトの種をまいていくのですが、その種というのが、こんなにも小さいのです。
みなさん丁寧に袋分けされて、品種ごとに管理されています。
これを品種ごとに列を分けて、一つ一つ、竹串を使ってまいていきます。
まき終わったものがこちらの写真です。
とても美しいですね。
写真のセルトレイでは左右の端には種をまかず、4種類のトマトをまいて、それぞれの品種と播種した日付などをテープに書いて目印にしています。
テープに記入するペンは水性インクだと水やりの際に消えてしまうので、油性のものを使用するのだそうです。
さて、まだこれで播種が終わった訳ではありません。
まき終わったセルトレイへさらに覆土します。
覆土した土は木製の定規で擦切り、これまた均等にならしていきます。
土をかけ終わったら、水やりです。
水やりをする際は、じょうろの水と一緒に周りの細菌がはねて土の中に入らないよう、低い位置から優しくかけてやるんですって。最後に、潤いを保つために新聞紙を乗せて完成です。
(やがて)こんな風に芽が出てきたら、ポットに移し替えてやり、ポットの中で少し大きくなってから畑の畝に植え替えられるのだそうです。そのころまでには外の畑も暖かくなっていると良いな。