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この1ヶ月色々ありまして その1

time 2022/05/31

5月7日 4月28日から連続9日間、めぐみの里ぴっぴで作業。海上コンテナの屋根が錆びて穴が開き、その補修と大雪対策のため流れ屋根設置準備と、いつも通りの耕起や畝たて、石灰などの作業で流石にへろへろに疲れた。
作業中、コバエ程の大きさのブヨや蚊に悩まされたが、いつもの事なので放っておいたらおでこのど真ん中やら腕やらいろいろなところが食われた。O型だからだろう。俺の前には虫がいつもまとわりつく。 15:00頃、圃場を後にする。帰りの車中、目に違和感を感じたが、ブヨや蚊に目玉を刺されたのかも?とあまり気にしていなかった。目はいずいもののそのまま就寝。
5月8日 朝5:00起床。目がなんだか痛い、ズキズキする感じがする。首を振って回りをみると、「ズキズキッ!」というい痛みが走る。なんじゃこりゃ……。右上に見える太陽を見上げる。またもや、「ズキズキッー!」。これはやばいなと思いながらも買い物へ。目が動くたび、瞳孔が動くたびに痛みを感じるようだ。

5月9日 朝起きると、痛みが少し治まっていた。今日は会社の全体会議の日。同僚から「病院へ行った方が良い」と言われ、午後厚生病院へ、厚生病院では午後は診療できなかった。受付の女性が優しくて何度も眼科と話をしてくれたが、やはり今日は診療できないとのこと。そこで、その女性に他の眼科を紹介されて行こうとしたが、最初に捜していた会社近くの病院へ行くことに決めた。診察:眼圧、視力などの検査は異常なし。ここでぶどう膜炎と診断される。原因は不明だとのこと。ネットでも調べたが原因不明と診断されることが多いらしい。ただ、潰瘍性大腸炎であることを話したら、その病気に関連してこの症状が起きることもあるということで詳しく症状について聞かれた。
黒目が瞳孔に癒着しているとのこと。丁度ペイズリー柄のような黒目になっていた。ミドリンP点眼液(検査用散瞳点眼剤)とサンベタゾン(副腎皮質ホルモン)を処方され、1日に5回、2つの点眼薬は5分以上の感覚をあけて点眼するように言われた。
5月10日 5:00起床。目に霧がかかったようになっていて、見えにくい。出社。夕方頃霧が晴れる。
5月11日 5:00起床。また目に霧がかかった。会社は休み。一日中霧は晴れなかった。ひどい目痛と頭痛に悩まされる。アイスノンを使ったりするが、夜中じゅう痛みはひかなかった、寝不足。目はゾンビの様に真っ赤。
5月12日 潰瘍性大腸炎の絡みもあるし、この頃特に調子も悪かったため、午前中は潰瘍性大腸炎の診察へ。専門医がすぐに明日の午前中の検査を手配してくれた。予定外だが、この病院のエースの先生が検査もしてくれることになった。午後は眼科医へ。眼圧が測定できない程上がっている、それで痛みがでているとのこと。腕へ点滴。こんなに悪化するとは思わなかったと先生の弁。今日はこれから目に注射をするとのこと。そして明日見せてくださいと。良くなってなかったらここでの治療は無理、北大に紹介すると。最悪失明するんですよね?の僕からの質問に、数十秒間の沈黙。「そうならないように最善を尽くしています」とのこと。明日の結果が駄目で紹介されても土日をはさんでしまう。その間に取り返しのつかないことになったら困るという話をして、すぐに北大を紹介してもらうようにしてもらった。注射はそのままここでしてその結果は明日、北大で見てくれることになった。注射はとても痛くて、それから3時間程泣き言が出るくらい(本当に出た)痛かった。
5月13日 9:00北大。いろいろな検査をした。超音波検査、水流をみるためのレンズをはめた検査など。瞳孔を開いて中の方を見ると言ってたが、瞳孔が癒着して全く広がらず。ぶどう膜炎の専門医の診断となった、12:30。
毎日注射、4種類の点眼薬を一時間おきに点眼、寝る時は軟膏を目に塗布。これを一週間続けて治らなかったら治りませんとのこと。鋼のメンタルを持っている僕だから良かったものの、繊細な人間だったらショックで正常ではいられないのでは?と思ったが、先生は涼しい顔(笑)。担当してくれたのは別の、恐らく研修医。その先生は「一週間が勝負です、頑張りましょう!」とフレッシュさを前面に出し、好感度が高かった。あー、専門医の好感度は悪くはない。ただ、「治りません」といえるのは凄いな、と思っただけだ。
その後、目に注射、これは僕の担当の研修医らしき先生が、指導医の指導を受けながら行った。針をいれる時に一瞬だけチクッとしたが、後痛みは全くなかった、次の日になっても痛みは出なかった。血液検査9本、尿検査を終え、薬を受け取り、潰瘍性大腸炎の検査へ向かった。現在は14:30、昼飯は抜いた。
サイプレジン(屈折能検査点眼剤)
ネオシネジンコーワ(散瞳剤)
オフミック点眼液(散瞳剤)
サンベタゾン(副腎皮質ホルモン)
リュウアト1%眼軟膏
15:30 潰瘍性大腸炎検査受付
浣腸なしと言われてたが、結局浣腸。
16:30頃 検査開始 真っ赤だし、潰瘍が至る所に出来ていた。血もにじんでる。
これはひどいということで、プレドニン錠5mg(シオノギ)を毎食後1日3回、1回に2錠。免疫抑制されるので、感染症に注意するように言われた、感染すると大変な事にな    ると。便検査のカートリッジを渡すのを忘れた。
5月14日 10:00頃、徐々に右目が見えるようになってきた。これは快方に向かっているのか?黒目は潰れたままだが。今日は15:00の注射。早く北大に行って博物館とかいろいろ散策しようと思って12:00少し前に着いた。そこで、診察券を忘れたことに気付き、取りに家へ戻る途中、JR琴似駅のびっくりドンキーで昼食。家に帰り診察券を取って、再度北大へ、14:10頃到着、少しだけ時間があったので少しだけ散策。風が少し強い時があり、その強い風に桜の花びらが真横に連綿と流されていた。連れ合いが急いで録画したが、あの風は二度とは吹かなかった。
14:50受付、15:10注射。今回は座ったまま目の検査機器に顎をのせ額を上のバーに付けた。「炎症が治まって来てますね」「10時ころから少しずつ見えるようになってきました」その言葉には返事もせず、そりゃそうだ、期待を持たせても駄目だし、期待を失わせても駄目だ、黙って聞き流した方が良いに決まってる。目に目薬を点眼された次の瞬間、「はい、注射しますよ、少しチクッとしますよ」、1秒……2秒……、終わった。痛みはほぼない。今までの目の注射は全てベッドに仰向けになって介助の看護師やら指導医やらがいたので、まさかいきなり注射されるとは思っておらず驚いた、が、少し馴れた医者ならこんな感じなのだろう。今日の治療費はしめて620円。失明をかけた重い1本の注射の値段の安さに改めて驚いた。今日は美味しそうな牛タン、ハラミ、イチボにともさんかく、潰瘍性大腸炎も心配だが、とりあえず中締め。良く噛んで食べることとする。昨日は軟膏を上手に塗れず、苦労した。今日は連れ合いに塗ってもらったがやはりうまくいかないようだ。そこで、目を上に向けて、その上の方から点眼するように軟膏を垂らしてもらった、およそ12mmくらいの長さで。そして瞼を閉じるとなんとかはみ出さないで塗れたようだった。就寝。
5月15日 6:30起床。やっぱり朝一のクオリティは低い。少し見づらくなっているようだ。7:00、本日一回目の点眼。暫くすると昨晩レベルまでクオリティが回復した。昨日がそうだったように、注射の後にクオリティがあがっていくような気がする。潰瘍性大腸炎の方はまだ良くなっていない。血色の水様便。回数も多い。夜中、2時間おき。
北大に向かい博物館へ、しばらくぶりに来ると展示内容が変わっていた。たまには来てみた方が面白そうだ。昼食は近くのまんぶうというお店。トンカツがメインの店だが、税抜200円追加で唐揚げなど食べ放題になる。今日は、唐揚げ、焼き餃子、焼きシュウマイ、コロッケ、エビフライ、春巻き。定食の場合はごはんとキャベツが食べ放題。北大生が10人、ど真ん中の席を陣取っていた。楽しそうだ。近くの公園で点眼と、潰瘍性大腸炎の薬を飲んだ。14:30,注射、女医だったからか、麻酔も2回使ってくれるなど処置が丁寧に感じられた。今日は昨日の様に、目のクオリティ向上は感じられなかった。現状維持。
5月16日 5:50起床。昨日は排便で2回起きただけだった。徐々に良くなっている。8:45現在、現状維持。今日は北大で10:30診察。
9時45分受付、3階の眼科へ行く。流石に今日は人が多い。待合室がびっしりだ。真向かいの40代の女性がグーパーグーパー、手をブルブルっとしたと思ったら、同時に数名が手をブルブルっと。えっ!?
連れ合いにその話をしたら、「それ、NHK、体操やってるんだわ」「なるほど」
視力は矯正で0.2。瞳孔は開いた。点眼を減らす。
オフミック点眼液(散瞳剤)1日に4回。
サンベタゾン(副腎皮質ホルモン)1日に6回。次回診察は火曜日10時。
5月23日 4:30起床。前回診察から状況変わらずだったが、朝起きてみると違和感が、良くなっているような気がした。会社への通勤途中、創成トンネル走行中に確実に良くなっていることを感じた。明るいところよりも暗いところで両目を使っている感覚になった。
今日は5月29日。あれから見え方のクオリティは上がっていないが、まー見える。慣れるしかないか。

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