今年初めてとなるいきいきファームを訪れました。
風が強い日でしたがきれいな青空が広がり、いいお天気となりました。
最近はなかなか外をじっくりと眺めるということがあまりなかったため、
こんなに青々と葉がしげる季節になったんだな、とやっと気づいたような気持ちになりました。
農場では、定植(苗を田や畑に移し替える事)を待つ農作物や先に定植を終えたトマトが元気に育っていました。
今年も生長が楽しみです。
さて、今回は苗たちが育つ「ビニールハウス」について注目したいと思います。
ビニールハウスとは、パイプやビニールで作られた簡易な温室となります。
農作物が成長するために大切な温度を効率的に、一定に保つことができます。
また、ビニールハウスには生育のため機能を設置することがあります。
温度を上昇しすぎることを止めるため、大型換気ファンを設置したり、遮光するためのネット、気化熱で冷やすためのミストなど、育てる農作物に合わせた様々な機能を設置します。
こちらのビニールハウスにも側面のビニールをあげるためのレバーがありました。
こちらの青いレバー(サイド巻き上げ機)ですね。
レバーを回すと、こんな風にビニールがあがり、風を入れることが出来ます。
風を入れることにより、温度の上昇しすぎを止める他、
カビを発生させにくくしたり、病気になりにくくする効果もあります。
調べてみると手動だけではなく、気温や時間・湿度などで自動で開閉するシステムもあるようです。
ビニールハウスはただ、温かくする場所という知識でしたが
生育のためにいろんな機能を持つことを知りました。
ドライブやテレビで見かけた際に注目してみると、いろんな違いがでていて面白いかもしれません。
昨年は冷夏でしたが、今年はどうなるのでしょうか。
作物がたくさん育つような夏になればいいなと思っております。